自宅でできる寝違えの治し方


 

寝違えとは

寝違えとは、起床時、またはある決まった姿勢をとったときに頸椎周辺(首、首の後ろから肩にかけて)痛みを生じることいいます。

寝違えは、正式名称でいうと「急性疼痛性頚部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」になります。

年齢を問わず、小さな子供からお年寄りまで誰にでも起こります。

寝て起きただけなのになぜこのようなことが起こるのでしょうか。

原因は睡眠中に無理な姿勢をとってしまったために首回りに負担がかかることによる筋肉の痙攣、頸椎の関節や靭帯の炎症、などがあげられます。

頸椎や背骨、筋肉に余分な負荷がかかることにより、血行不良や神経への負担が起こることで炎症が起こります。

また長時間の事務作業や日常的な冷え、疲労や緊張などの影響なども原因のひとつとして考えられています。
 

寝違えの症状

寝違えるとその痛みから、左右に首を回せない、首を上げることができないなど、主に首周りの運動が制限されるような症状が現れます。

その痛みは筋肉痛に似ていたり、しこりを伴うことも。

ふくらはぎなどによく起こるこむら返りに似た症状を訴える場合もあり、急な痛みのあとにしばらく違和感を感じます。

またひどいときには、肩や腕の神経に沿って圧迫されることで、肩こりや手のしびれといった症状を発症する場合もあります。

痛み自体は2~3日続き、完治するまでに1週間ほどかかる場合もあり、生活するうえで非常に不便で辛いものといえます。
 

寝違えはどれくらいで治る?

一般的であれば、起床時から数時間または数日で徐々に改善していきます。

症状が重い場合には1週間程度かかったり、後になっても痛みや違和感が残ることもあります。

首を少しずつ動かすことが重要ですが、痛みがある場合には無理に動かしてはいけません。
 

自宅でできる寝えの治し方

寝違えてしまったばかりのときはとにかく安静です。

無理に動かそうとせずに、鎮痛消炎剤の服用や炎症を抑える成分の入った湿布などで対処しましょう。

どちらも痛みを和らげるものであり、寝違えを根本的に治療する方法ではありません。

寝違えてしまったばかりの時は温めてはいけません。まずは冷やすことを優先しましょう。

ストレッチやマッサージも有効ですが、痛みが強いときに行うと症状を悪化させてしまうことがあるので、痛みが取れてからがおすすめです。

痛みが和らいできたら、少しずつ首を動かすことが重要です。

お風呂でじんわりと温めながらマッサージなどを行うのも効果的といえます。
 

整形外科や整骨院の利用も検討を

通常であれば、長くても1~2週間で症状を改善されます。

痛みが強く生活に支障をきたす、痛みが長く続く場合には整形外科、または整骨院の受診をおすすめします。

ただの寝違えではなく、ほかの病気が潜んでいる可能性も考えられます。

頚椎椎間板ヘルニア、関節リウマチ、腫瘍などが影響しているかもしれません。

整骨院には国家資格保有の施術者がいるので、小さな症状でもきちんと見てもらうことが可能です。

またレーザーや電気によって正しい処置をしてもらうことで、痛みから一日も早く解放されることが期待できます。

日頃から、首回りの筋肉をほぐし柔らかく保つことは寝違えの予防につながります。

軽い運動として、首や肩のストレッチをこまめに行うようにしましょう。