膝が痛い!
急な運動をして膝を痛めたことはありませんか?
しばらく運動していないのに、お子さんの運動会で張り切ってしまった。
軽いハイキングのつもりで山登りをした。
原因はいろいろありますが、急な運動や、慣れない靴などでひざを痛めてしまうことがあります。
体重の影響
体重が重いと、両方の膝に負担がかかっています。
つねに重力がかかっていますから、当然といえば当然もしれません。
それも左右平等ではないのですよ。
骨盤の歪みによって、左にばかり負担がかかって、右は痛くはないというケースも多くあります。
いずれにせよ、膝には体重負担がかかるので、適正体重を知ることも大切ですね。
膝の痛み予防
ひざの痛みを防止するには、適度な運動を続けることが大切です。
逆説的ですが、動かして可動性を高めていると、膝にかかわる筋肉や靱帯が、伸ばされて運動するので、可動性が高まるのです。
ウオーキング・自転車・水泳など、膝の負担が少ない運動がおすすめです。
逆にジャンプや昇降運動など、ひざに負担がかかるものお勧めしません。
膝のまわりの筋肉を鍛える
膝の負担を軽減するには、太もももやふくらはぎなど、膝周りの筋肉を鍛えておくことがとても大切です。
太ももの前と後ろの筋力トレーニングで脚力アップしましょう!
屈伸やスクワットをするのもいいかもしれません。
スクワットは無理しすぎない、そして続けることが大切です。
スクワットは、大腿四頭筋という太もも前部の筋肉と足全体を使う効果的なトレーニングです。
膝の運動
準備運動と運動後のクールダウンを十分に行ってくださいね!
そして、無理せず、ゆっくり行ってください。
①足は肩幅にして立ちます。
②ゆっくりとしゃがみます。膝がつま先より前へ出ないようにするのがポイント!(お尻をなるべく遠くに腰掛けるようにして)
③ゆっくり立ち上がります。
10回を1日分昼食2~3セットやってみてください。
できない方は、5回からでも3回からでも大丈夫です。
とにかく毎日続けることで、体が変わってきます。
痛みが強い方は無理せず休憩してくださいね。
膝の痛み対策
身体が冷えると血管が収縮し、熱を逃がさないようにします。
そのため血流が悪くなります。
血流が悪くなると、血液中の疲労物質の流れも悪くなり筋肉も硬くなり、痛みの原因となります。
サポーターで膝をカバーして、冷やさないようにするのもいいですね。
ただし、膝が熱を持っていたり、激しい運動を続けた後などは冷やして患部を落ち着かせるのがいいでしょう。
まとめ
膝を痛めないようにするには、逆に膝をマメに動かして、可動性を高めておくことが大切です。
膝をかばいすぎるのも逆効果。適度な運動をしましょう。
根本的には、ウエイトダウン(体重減少)が効果的です。